おととい作った牛すじカレー印度的スペッシャルの量が少なくなったからって、同居人がちょっと量を増やす努力をしていた。
トマト2個を入れ、マギーブイヨンとかクミンとかレッドペッパーとかコリアンダーとかを入れたみたい。
仕事を終え帰ってくると
「助けてくだされ、あんまし旨くないんどす」
と助け船を求める声。
「わかりました。ワタクシがなんとかしましょう」
水少々、クレイジーソルト、ターメリック、ガラムマサラなどを入れ味を調えてできあがり。
こうして、悪の魔法使いの手により作られし毒カレーが、白馬に乗った王子様の手によりデリーシャスできらびやかでファンタジックな食べ物に変わったのでした。
そして、水のない魚王国はいつまでも栄えたのでした。
めでたしめでたし。
さらに酸味がきつくなったけど、ここまできつくなると逆においしい。
逆ってなんだ?
まぁなんだ。
スジ肉もとろとろでおいしくっていい感じだ。
サラダはキャベツとカニかまをバジルソースとマヨネーズ、胡椒、レモン汁で和えたもの。もちろんこちらもウマウマ〜。
そうそう、これまで仕事先で食事が出てたんだけど、急に利用者サンが増え、職員まで手が回らなくなってきた。だから明日からワタクシもおべんとを持っていくことにしたのだ。ワタクシはおかずだけだけどねー。
365日のベッドタイム・ストーリー ―世界の童話・神話・おとぎ話から現代のちょっと変わったお話まで |
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Christine Allison
飛鳥新社 2005-11 |